岸本候補のツイートをファクトチェック!
2022年1月20日に岸本候補がツイートした内容で、以下の点をファクトチェックしました。
・「稲嶺市政より予算が減った」は正しい?
・市民の税金が有効活用されていない?
・普通建設事業費マイナス66億6千万円?
・農林水産業費マイナス24億1千万円?
① 「稲嶺市政より予算が減った」は正しい?
名護市の全体の予算は上がっています!
市の予算は、60億円アップしています。名護市として市の発展に使える資金が60億円増えているということです。
【ファクトチェック】正しくありません!
②市民の税金が有効活用されていない?
市の市債(借金)は、18億減っており、歳入に占める割合も半分以下になっています。
③これは、国の支出金が約1.9倍に増えているからであり、国との交渉ができる渡具知市長で、87億円アップしています。
【ファクトチェック】財政健全化により有効活用されるようになりました
④普通建設事業費マイナス66億6千万円?
普通建設事業費は、平成27年度だけ増えているだけで、その数字を抜き出しているだけです。
令和2年度は56億ですが、歳出に占める割合は、11%なので他の事業にお金を使っているだけですし、全体の予算は増額しています。
建設事業費は、道路や橋などの建設に使います。完成した後も同じ橋や道路に多額の予算を投入し続けないといけないのでしょうか?おかしいですね?
【ファクトチェック】都合の良い数字を抜き出しています
⑤農林水産業費マイナス24億1千万円?
農林水産業費も、前市政で一番予算の高い数字を抜き出しているだけです。
・稲嶺市政
平成29年農林水産事業費 39億円
ですが前年の平成28年度は19億円です。
平成27年度は24億円です。
・渡具知市政
令和2年度は15億円
平成30年度は36億円
令和元年度は28億円です。
別に渡具知市政が特別低いわけではありません。
【ファクトチェック】都合の良い数字を抜き出しています
⑥教育費マイナス27億円?
教育費も、前市政で一番予算の高い数字を抜き出しているだけです。
稲嶺市政
平成27年度教育費 61億円
平成26年度は39億円
平成28年度は47億円
平成29年度は32億円
渡具知市政
平成30年度は40億円
令和元年は34億円
令和2年度は43億円
で、むしろ年度によっては稲嶺市政より渡具知市政が高いときだってあります。
【ファクトチェック】都合の良い数字を抜き出しています
《結論》
稲嶺市政より減った予算があるのは当たり前です。
年度が変われば市の課題が変わり、予算も変わります。
「選択と集中」必要なところに必要なお金を投入しているだけです。
それどころか、国と交渉して収入を増やしたのが渡具知市長。
借金を減らして市民の負担を減らしたのが渡具知市長。
全体の予算を増やして、名護市の経済振興を進めているのが渡具知市長です。
■ 名護市政Q&A
名護市の未来をつくる会
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